T校 ＳＳ
みんなの晴れ姿を想像するだけで私も嬉しくなります。
これからは「自由」な部分が増える分、さらに「責任」という言葉が付きまといます。全ての物事にしっかり責任を持ちつつ「自由」を大いに活用し、自分に足りないことを見つけ日々努力していって下さい。私もみんなに負けないように生徒と共に成長し続けます。どれだけ成長できるか、お互いに競争していきましょう。
T校 ＨＨ
高校生だった頃の皆さんが懐かしく思われます。
どんな状況に置かれても、皆さんの周りには暖かく見守ってくださる方々がたくさんいることを忘れないで下さい。
当り前の日々が続くことが一番幸せです。一日一日を大切にして、皆さんの当り前の日々を充実させていって下さい。
元天竜林業高校教諭 ＨＯ
新成人、良心のパワーでこの世界を
清くせよ！ 天竜川の流れよりも
船明 鈴木忠美（当会会長）
世界的な金融恐慌の中で、社会に巣立つ若者の前途は、想像以上に厳しいものに直面すると思われます。先輩として、大人の世代として君たちにどう勇気付けたらよいか実は迷っています。私達も年老いた両親、妻や子供をこの苦境から守るのに必死に戦う人生だからです。しかし、自分が独りではなく、必ず話し合える仲間が居る、先輩が居る、先生が居る。だから信じ合える話し合える相手を見出し前に向けて進んで欲しいのです。決して失望したりしないで下さい。
山東 ＭＳ
成人式に出席されたみなさんは、大学で勉強していたり仕事に就いていたりして、自分のやりがいを感じている方が多いと思います。
けれども、今、若い世代の雇用や貧困の問題が大きく取り上げられています。仕事も家もない若者が急増し、切実な問題になっています。やる気がなくて怠けているからではありません。普通に生きることがどうしてこんなに難しくなったのでしょうか。
誰もが夢を持って学び、働き、楽しく生活したいですよね。「今の若者は自分勝手だ。」ということを聞くことがありますが、一番の自分勝手は、莫大な利益を得ながらも平気で解雇する大企業であり、弱者を切り捨てる政治家ではないかと思います。
これからの日本を作る若いみなさん！しっかりと世の中に目を向けて、大勢の仲間とつながってたくましく生きてくださいね。
そして、これからずっと、自分らしく輝いてください。
天竜区 ＫＳ
世界経済情勢の最も大変な時に成人になられるみなさんに、どんなお祝いの言葉を述べたらよいのか、とても悩みました。
赤ちゃんを産むのにたらい回しにされたり、一生懸命働いても老後までも苦しめられたり、働きたくても働く場所がなかったり・・・などなど、どの世代にとっても、不安で大変なこの時代に、「夢や希望をもって」というのは、酷なように思います。しかし、最低な今を乗り切れば、未来は切り開かれるはず。今こそ、憲法で保障されている「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」（憲法２５条）を始めとして、みんなが主権者としての権利を保障され、大切にされる社会を作るチャンスだと思うのです。
自分が自分らしく、生き生きと生活できる社会を作るために、共に頑張りましょう。
阿多古 ＫＥ
「大人たち、何してんの！？」
ブーイングが聞こえそうな「変」な御時世。
「戦争を起こすのも人間なら、許さず止めるのも人間。貴方はどちらの人間か？」平和を望む者は、平和の準備をすると、大江健三郎氏はじめ９名の呼びかけ人により発足した「九条の会」は、全国に広がって当地にも届き、活動しています。
貴方たちの真っ直ぐなピュアな心と目を大切に、物事の本質を見抜く知を培い、力にして、より良い時世に変えて生きましょう。
若いエネルギーの貴方たちに希望
が見えます。
ＴＮ
今までは自分をつくる人生の準備期間でした。これからが一人前の社会人として活躍する人生の本番の時期になります。アメリカに端を発した世界同時不況の中、成人して社会に出て行くことは、その先に大変厳しい現実が待ち受けていることが容易に想像されると思います。「アメリカ一極支配の終焉」「新自由主義の破綻」という言葉が新聞にも載っています。大量生産、大量消費の時代が終わり、持続可能な低炭素社会への移行が緊急な課題になっています。今までの産業構造の大転換が求められています。
それでは具体的にどうしたら良いのでしょうか。その解答を見つけるためにも私はこれから成人され社会人となる皆さんに、現代の社会について、もっと勉強して欲しいと願っています。
経済や憲法、日本の近現代史や国際政治などの知識は社会人として、テレビや時代の風潮に流されたリ騙されないためにも絶対必要です。
「知は力」です。成人後も、常に学ぶ習慣を身につけ、正しい歴史認識を持ってしっかりした見識を持った社会人に成長してください。
二俣 ＫＹ
大正生まれの私の２０歳は、戦争中でした。空襲におびえながら、軍需工場で働いていました。去年は、世界的な景気低迷で大変な年でした。私が幼い頃も、不景気な時代がありました。貧しい時代、苦しい時代を頑張って乗り越えてきたのです。
これからの日本を、世界を救うのは、若いあなたたちです。頑張ってください。大きな広い心で愛をもって、これからの世界を背負ってください。必ず良い時代が来ることを信じています。あなたたちの力を信じています。
二俣小学6年生
みなさんは、人をおろかだと思ったことはありませんか。人は人をにくみ、人をだまし、人をうらぎり人をうたがう、そして殺す。人の中には人を死においこむものもいれば自殺する人もいる。この世界はとても矛盾しているとぼくは思います。
今、世界中で起こっている戦争や内戦。人間は昔から争い国を作っていき、戦争に勝てば権力や金をもらい、金がなくなると金を求めまた戦争をする。それを繰り返し今まで来ました。
人間はこれから争いで問題を解決するのではなく、話し合いで解決させる。それでも話し合いで解決できないと言うときは、そのまま解決するまでやり、たとえ何十年かかろうと人間が人間を殺しあうのは避けなければならない。何十年、何百年かかっても戦争を絶対やらないということが僕達子供の、未来の仕事だと思います。
大谷 ＭＳ
涙ながして 何になろうか
終戦前の 影像見つつ 流す涙は
一発の 銃声おこり 人が死ぬ
カメラからから まわりていたり
陽に灼かれ 土に落ちたる 蝉ひとつ 八月六日の 一日過ぎゆく
妻を焼き 子を焼くほむらの 作る闇に “あつゆき”は ただタバコの火ほうる
（松尾あつゆき「原爆禍連作」に）
あやまちを 繰り返すかも 知れません ひたと目を明けよ 英霊たちと
二俣 ＳＳ
二酸化炭素（ＣＯ２）の温室効果による温暖化が世界中で叫ばれています。ところでその反対に、世界の多くの科学者の間で、太陽の活動や地球の磁場の変化から、地球はこれから数十年に亘り寒冷化して、小氷期がやってくると言う学説も囁かれています。
その時代に生きる皆さんは、どちらになっても困らない正しい知識を、まともな読書などによって身に付けていって下さい。 ※できれば学術専門書も。
鹿島 ＴＮ
仕事や住まいを失った人たちが急増。大変な時が来てしまいました。今後を背負う一翼となられる皆様の中にも、既に困難さに直面している方がおられるかもしれません。
本当のことを知りたいですね。どうしてこうなったのか。そして、私たちはどうしていけばよいのかを。仲間や先輩方と話をしましょう。こんな今だから大切なことは、皆が手を繋ぎ合って支え合うこと。大切な大切な一票をじっくり考えて投票
すること。後で決して
悔いないために。
今も若いつもりの
５６歳・青年公務員
平成の年号になって２０年が経過しました。バブルに始まり、バブルの崩壊 。学校を卒業し社会人となる門出から、氷河期・超氷河期の洗礼を受け、多くの若者が就職戦線に破れ、
アルバイター・フリーター・ニートと言われ、社会人としての自分の居場所を奪われていきました。何とか就職しても、期間社員・ハケン社員という、差別化された、使い捨てのレンタル労働者としてネットカフェ難民にされ、ホームレスへと追い立てられて行く。
ワーキングプアなんて自分には関係ないと思っていませんか？自分にはどうする事もできないと考えていませんか？違います、違います、絶対違います。
唐突ですが、あなたには選挙権ができたのです。２０歳は１９歳とはぜんぜん違います。自分たちを守り戦ってくれる政治家を選ぶことです。オチャラケの芸能人や、大会社をバックにでてくる人は、あなたを助けてくれるでしょうか。あなたの若い感性と、よどみや偏見のない心で、今の世の中を見てください。
ちなみに、選挙権は、あなたの納めた税金を、政権政党・政治家がどのように使ったかを判定する権利でもあるんですよ。「関係ないよ」ではなくて、「カンケイ大有りです」。
賢い若者、行動する若者、孤立しないで連帯する若者になって下さい。期待しています。
船明の老婦人より
60年前に成人となった私に、今の着飾った若い人達を羨ましいと見ることもありますが、実は今も昔も成人を迎える人には、肩に重い責任感や、現実への不安に対処する勇気が伴うことでは、変わりはないと思います。
現代は大変な時代を迎えていますが、目標と自信をしっかり持って、これからの世代を造るのは自分達だと言う自負の精神で頑張ってくれることを願っています。
山東 T・M
いつからこんな国になったのか、日本は。ここ２，３年は特にひどい。
それは、毎日のようにテレビ、新聞で報道される殺人事件。私の知る限りでは、戦争前も、新聞レジオで知らされるこんな事件はまれで、驚いたものです。それが「むしゃくしゃしてやった。」など、人の命の大切さをなんとも思っていない。
戦後、命の大切さは、社会も学校教育でも重点的に教えてきたはずなのに、悲しくなります。新成人のみなさんも、こんな日本を変えていこう。
山東 ＳＳ
楽しかったこと、辛かったこと、どんな時でも故郷の思い出はよみがえる。
あれは、昭和２０年６月１８日の浜松大空襲でのこと。親戚の葬式で、悲しみの霊柩車に乗って間もなく、敵機の攻撃を受け、全員車の下に身を隠したり、車にはりついて身を守った。死は免れたが、非常に恐ろしかった。
善し悪しの判断もなく、また人の命も踏みにじる。これが戦争なんだ。二度とあの悲惨な戦争は、ごめんだ。「真の平和」の四字を大切にしよう。
天竜区二俣 ＴＳ
まず肉体的にも精神的にも健康第一であることを願って居ります。次に望むことは、身近な方々を始めとして、自然界に至るまで、皆様の精一杯の思いやりの心で接してあげましょう。小さな努力の積み重ねが、平和で明るい未来への展望となりますこと、祈念いたしております。
42.195㎞のおじさん（山東・ＭＳ）
人生をマラソンに例えるなら、いよいよ自分の足でスタート地点に立つところなのかもしれませんね。自分らしく、夢を持ちづけて進んでいってください。
きっと、一生懸命歩んでいるあなたに、温かい励ましの声援が聞こえてきます。
天竜区 T・G
世の中不況と不安でいっぱいである。米国より発生した不況が、全世界を駆け廻っている。日本も大企業は、一時縮小削減、中小企業はお先真っ暗といった状況の今日である。派遣社員等は、何の抵抗もできずリストラされ、使い捨てされている。こんな無慈悲な企業では、雇用も期待できない。
このような時に成人を迎え、選挙権を得ることができたのだから、この権利を無駄にすることなく、義務・責任を全うして、明るい未来を築く様、努力精進してください。 期待しています。
山東ＵＳ（25歳）
年が開け、また新たに成人となる方々が増えます。近年、ニュースで話題となる新成人の暴動。この報道を見て、君たちは何を感じるのか。私たち大人は、この日から責任ある行動を一人ひとりが自覚しなければならない。日々変わる社会の動きに、我々は、どう対処していくか。それは、君たちの努力次第です。分からないことがあれば、目上の人々から指導を受け、自分なりの考え、意見を述べられる大人に成長していくことを望みます。私も一人の若者として、アドバイスをこの場で送ります。
私は皆さんにＢｏｙｓ， ｂｅ ａｍｂｉｔｉｏｕｓ ! と呼びかけたい。日本国は今崩壊の危機にある。サブプライムローンと言ういんちき商品に躍らされ、小泉劇場に喝采して。国のあちこち、「嘘」ばかり。何が真実か。
「ambitious」とは、大胆で新しいことをしようとすること。この閉塞した社会を切り開く概念。今ほど、若者の台頭が期待されている時代はない。勉強して自分の意見を持ち、団結する。少数意見を恐れるな。真理はやがて多数となる。忍耐も優しさも大切であるが、今求められているもの、それは「ambitious」。
船明 ＭＹ
チェンジを合言葉に、アメリカの青年はインターネットの力でオバマ大統領の誕生に貢献しました。韓国では、ネットが第三の政治勢力と言われているそうです。
今の日本はどうでしょう。老若男女ほとんどの人が、極めて不安定な立場に追い込まれています。まさにチェンジを必要としています。皆さんは、インターネットと言う巨大な技術を手にしています。それを使って、夢と希望の持てる日本を作ってください。
チェンジのエネルギー＝
科学･技術＋理性･哲学＋感性･情熱
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