F校 SA
「命どぅ宝」という言葉を覚えていますか。三年前沖縄で感じたことを覚えていますか。インフルエンザで行けない人もいましたが、成人式にいま一度考えてみて下さい。「命と平和」を守り育てる主役になって下さい。“命こそ宝”
T校 HM
20歳という人生の節目を迎え、気持ちを新たにしていることと思います。自分の歩む道をしっかり見据えていきましょう。
四本松町 MK
いま 責任という名の
重い荷物と引き換えに あなたがたは
可能性の空へとはばたく翼を得た
荷物に負けないはばたきを鍛えよ そして
そのはばたきで
可能性の空に平和の虹をかけるべし
美しき虹を
二俣高校 TY
特に関わりの深かった25HR、33HR、そしてボート部の皆さん、明るく元気に過ごしていますか? 私は今も二俣高校で楽しく過ごしています。前途洋々、明るい未来に向かって、全力疾走(漕)し続けて下さい。またどこかで会える時を楽しみにしています。
山東 MS
「未来は青年のもの」という言葉は今の時代でも、これから先、どんな時代になっても変わらない真理だと思います。みなさんは、その青年そのものです。
その「未来」が明るく輝かしい未来となるよう、みなさん一人ひとりの今後の歩みに期待しています。そして、私たちおじさん世代も、みなさんに負けないよう、明るい未来を創る一人の主体的な人間として、これからも元気よく生きていきたいと思います。「平和」はそのための、かけがえのない土台です。私たちが生きていく土台となる「平和」を、大事にしていきましょう。
山東 NO
自分の好みに素直な若者が多くなった。が、本当の幸せが、実は自分以外の人の気持ちにかかっていることに気付いている人が何人いるだろう。最近耳にした、より良い人間関係を築くためには次の四つの思惟(物事の根本を心で深く考えること)が必要だ。――妥協・コミュニケーション・情熱・思いやり――私の心に印象深い。
恵まれた時代だからこそ、“気づき”のある生活を、より良いコミュニケーションのとれる大人になってほしい。素直な心はそのままに、豊かな人間関係が世界平和につながっていく。――皆さんに期待します。
二俣 SS 78歳
64年前、旧制中学の生徒だった私達は、爆薬を持って戦車の下に突入する訓練をやっていました。イラクで起きる自爆テロの日本版です。神風特攻隊だけでなく全国の十代の中学生がこんなことしてたんです。
戦争とは、人の生命を粗末にするものです。46億年の地球の歴史の中で、二つの生命を持った生き物は一つも有りません。たった一つの生命を とにかく大切にして下さい。 自他共に。
磐田市三家 KM
世の中何と若者にとって暮しにくいことだろう。一見、自由を謳歌しているようでも、生活できない賃金、努力が報われない社会。そんな社会でも変わって行くだろうか。
いや、社会を変革してゆくのは、いつも若者たちではないか。皆で世の中を変えてゆこう。そう考える若者が一人でも増えていったら、少しずつ世の中が変わって行くのではないか……
若者の未来に希望を持って。
二俣 KY
成人といえば、私たちの時代は徴兵検査の歳でした。戦争中でもあり、大勢の若者がお国の為にと、戦地に赴き死んでいったのです。女性は振袖の代わりに作業衣を着て、土曜、日曜も無く軍需工場で「撃ちてしやまん」の意気込みで働いていました。今でも外国では戦争やテロで命を失う若者は居ます。現在の日本は平和です。平和な国に生きる幸福を良く噛みしめて、自分の命を大切にして下さい。未来の日本をお願いします。
山王 MA
『戦争が廊下の奥に立っていた』この俳句は渡辺白泉の作で、60年前の太平洋戦争が、国民の知らない間に始まってしまったという反戦平和の心を歌ったものです。
今の政治の動向は、靖国問題、海外派兵、核武装論、憲法改悪など、「戦争のできる国づくり」に一目散です。
先の俳句になぞらえれば『廊下の奥に戦争が待っている』のが日本の現状です
世界に誇る憲法9条を守り、戦争のない平和を築いていくために、皆さんの若い情熱に期待します。
山東 KS
戦争で否応無しに古里を離れ、兄弟姉妹、幼な馴染みと別れました。静岡の学び舎も学徒動員先の工場も、焼夷弾(しょういだん)で全滅。食事も欠くと言う、現代では想像もでき
ない死を覚悟の悲惨な時を過ごした私。戦争はもうこりごりです。
そこで成人の日を機に、平和の大切さを真剣に考えてほしいと思ったのです。家族、友達、地域に目を向け、人を思いやる心暖かな人に。器械優先より、人と人とのコミュニケーションを先ず大切にしたいと思っています。
山東 TM
成人になると一人前の大人として認められ、今までと違って個人の行為すべてに責任がかかって来る。
終戦前は、20歳になると2年間の兵役義務で軍隊に入り、軍事訓練を受けねばならなかった。其処の生活は、上官には絶対服従で過酷そのもので悪い面が多かったが、我慢、忍耐などは培われ、少しのことではへこたれない強い心、精神力がついた。
いじめ、自殺、殺人など皆この心、精神の問題だと思う。へこたれない強い心精神力を持った大人になろう。
船明 TS
君達が生まれ二十年育ってきたことの意義について考えたことが有りますか。両親が有って私が有り、両親のそれぞれにはまた両親が居ました。あなたの四代先には1,024人の両親が居たことになります。更に六代先のあなたの先祖は16,384人となります。まさにあなたが居るのは偶然であり、奇跡の人といえるでしょう。
先祖から受け継いだ自分を慈しみ、大切な生命として自立して下さい。そして周りの人たちにも愛と慈しみの心を持って接し,平和の大切さを活かしていって下さい。戦争の無い国、日本のすばらしい未来を築いていって下さい
天竜地区 M.S. 70歳
私は小学生のとき名古屋で、焼夷弾でたちまち木造家屋が火の海となった体験をしました。私は、溝にある入口の穴で九死に一生を得ましたが、隣家の夫人一家は全員焼け死にました。酷いことでした。戦争の恐ろしさは体験した人でないと解らないでしょう。イラク市民への無差別攻撃は早く止めてほしいです。
日本は、60年を超えて平和が続いています。過ちを犯した日本の歴史を振り返り憲法の精神の大切さを学び、何時までも平和な日本を守っていって下さい。
船明 MY
『Dr.コトー』の最終回を見て、これが「オール・フォア・ワン」だ、と感動しました。一人の病を島中の人が心配し手術の成功に皆で万歳を叫ぶ。
今の日本は「自己責任」だの、「勝ち組、負け組」だのと、まるで砂漠・戦場です。しかし多くの人に、まだまだ『緑の心』が残っています。あなたの『緑の心』を周りの人に広めて下さい。
「ワン・フォア・オール!!」
次郎八新田 T.T. 85歳
昭和20年5月、アメリカの戦闘機に狙われた汽車。金谷のトンネルを出たり入ったり。中は煤で真黒。背中の子は火がついたように泣き出す。これが戦争というものだ。
戦後営々と築いた60年。日本は平和が訪れ物資も溢れ、快楽に酔いしれている。現在労なくして快楽を狙う犯罪が多発している。先祖が築いた土地、魂を取
り戻して欲しい。志を高く持ち、気力を蓄えてほしい。君達の将来が豊かな子孫に続き、これからの輝かしい日本を育てあげるのだから。
船明 DO
無事に成人式を迎えることができた貴方に心からお祝いを申し上げます。先ずは、ご両親を始め貴方を見守ってくれた方々に感謝しましょう。いよいよ社会人としての第二の人生が始まりました。「行き当たりばったり」の人生では駄目ですよ。すでに進路は定まっていますね。自分で定めた目標に挑戦することです。若い時の勝負をすることです。頑張って下さい。
豊岡 YA
戦争は戦争の顔をして来ません。今の日本国憲法は世界に誇れる平和憲法です。もう一度前文を読んでみましょう。
船明 GA
憲法は公布から60年還暦を迎え、この平和憲法に守られ日本の繁栄を築くことが出来、世界に誇れる財産といえる。
今、我が国を取り巻く、イラク戦乱、北朝鮮のミサイル発射・核実験を契機に「時代にそぐわない」と政府は憲法改正に意欲を示しているが、拙速な改正論は危険だ。人類史上この上ない残酷な核爆弾の被害を受けた日本は、核廃絶を叫び続ける責任と義務がある。成人を迎えた皆さんの平和運動に期待する。
山東 MS
これからの日本は、あなた達、若者の肩に委ねられております。未来あるあなた達には何度でも引き返しができるのです。失敗を恐れず何度でも挑戦してみてください。
常に自由には責任が伴うもの、このことを肝に銘じて、厳しい世の中を 「勇気」と他人を思いやる「やさしさ」を持って生き抜いていってください。
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