物語 皆倉信和さん(36歳)は、根っからの車好き。
高校卒業後、運送関係の仕事ばかりを転々とし、現在はセメント輸送運転手として働いている。
しかし、月552時間にも及ぶ労働時間ゆえ、家に帰れない日々が続き、心身ともにボロボロな状態。 「会社が赤字だから」と賃金も一方的に下がった。生活に限界を感じた皆倉さんは、藁にもすがる思いで、ユニオン(労働組合)の扉を叩く。
ところが彼を待っていたのは、会社ぐるみのユニオン脱退工作だった。
生き残るための闘いが、否が応でも始まった。闘った!変えた!勝った!
(監督の言)「憲法で保障された労働三権は九条と同様の宝だ。行使しないのはもったいない。」
監督・土屋トカチ(37歳)。現代版『蟹工船』70分。
ポレポレ東中野にて絶賛公開中!10/11〜横浜 シネマ ジャック&ベティ、11/29〜名古屋シネマテーク。浜松でもやってくれエ! nomalabor.exblog.jp/
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